説明
・データ形式:wav,mp3
・歌詞データ(pdf)
1.猫はユメをみていた
2.Après la pluie, le beau temps
3.春をまちながら
*動画は収録されていません。
2022年10月にギャラリーねこの引出しにて、イラストレータータナベサオリさんと一緒に絵と音楽による作品展を開きました。その展示会に向け、作品展タイトル「猫はユメをみていた」を含む3曲をかきおろしました。
この数年間、世界中でみられる様々な問題の影響を受け、私たちの生活は大きく変化ました。人と会う機会、外出する機会が減り、そして、心の中で描き出す風景も少しずつ少しずつ変わってゆくのを、私自身も体験しました。
2曲目のタイトル「Après la pluie, le beau temps」は“止まない雨はない”という意味の格言です。今は、心に咲く小さな花を、枯らさないように大切に育てつつ、静かに、ただ、静かにその時を待ちたいとそう願いました。
私の歌は、願いばかりです。
また、この度、はじめてコラボさせていただいた音楽家の古後公隆さんにも感謝をお伝えします。今回は古後さんの魅力の一つであり、私も意識をした「即興性」というものを大切に、お互いの良い部分が発揮された作品に仕上がったのではと思います。古後さんの演奏動画を見て買ってしまった「メロトロン」という楽器をメインとして使っていますので、是非、みなさんに、そちらの音色も楽しんでいただけたら嬉しいです。
大津美紀
”一緒に作品をつくってくださった古後公隆さんよりメッセージをいただきました。”
「Après la pluie, le beau temps」編曲、チェロ演奏
「春をまちがなら」チェロ演奏
今回の作品は即興性を大切に創りました。なるべく考えこまず、思いついたことをそのままに。大津さんから頂いたデータが、ほとんど完成形に近い状態で、こちらが果たしてやれることがあるのかどうか、はじめは疑問でしたが、迷った挙句、この世界観を崩さないように、乗っかる形で加わろうと思いました。
そして、実際に完成した作品を聴いてみたところ、コンセプト通りに出来たと思いました。ですので、これとは別に、全く違うアプローチのリミックス作品を創りたくなりました。
大津さんとは今回が初めてのコラボだったのですが、これに至るまでにインタビューの場を設けてくださったり、SNSでしばしばコメントして下さったりなど、今思えば、下地をご用意して頂いてた感じです。関東と関西でお会いできない環境の中、お蔭様でとてもリラックスして作業することが出来ました。
大津美紀と古後公隆さんとの対談記事はこちら
https://note.com/miki_neko/n/n526973c7d864
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